I'm going slightly mad.

日常の雑記をメインに仮想通貨、仕事のTips、資格学習、ライフハックを記録していきます。

『LINEがFolioに出資』に対して思うこと

www.nikkei.com

今朝からホットニュースになっていますね!


folio-sec.com

フォリオは面白そうなので注目していました。

サイトもおしゃれでいいですね。テーマ投資という切り口も斬新です。


が、当面はキャズムを超えることなく消えてしまうのかなぁと思います(単なる予想ですよ!)。

一般の日本人には、聞いたこともない会社に大事なお金を預けるリスクと、年間たったの5%殖えましたというリターンでは、リスクに納得感がないでしょう。

テーマを選ぶだけで簡単投資!といいつつ、ポートフォリオを自分で調整させるどっちつかず感も気になります。が、細かいUIは抜きにして、この業界でネットベンチャーキャズムを超えるのは、構造上難しいでしょう。

THEOやワンタップバイと同様、尖ってるけど尖ってるしか存在感のない証券会社になってしまう気がしています。

集めた資金をつかって、今年の夏くらいにテレビCMをやって、来年には「ああそんなCMあったね」が関の山でしょう。


LINEにとってはキャピタルゲイン狙いの出資なんでしょうか。

LINEだろうがInstagramだろうが、どれだけアクティブユーザーを持っている会社と提携しようと、市場に影響があるほどの資金は入らないでしょうし、投資の裾野が広がるとは思えません。

LINEPayとの接続もニュースに書かれていますが、ただアリババの真似をしてLINEPayのトランザクションを増やしたいのであれば、口座数の多いメガバンクと組むのが正攻法だと思います。


これまた全くの主観ですが、LINEアプリから金融商品が取引できたところで、LINEの価値は全く上がりません。

一般ユーザーがLINEのアプリに求めるのは電話の音質がいいとかいらない通知がこないとか、かわいいスタンプが使えるとかのトーク機能の充実であるはずです。

LINEPayに求めるのは、ポイントが貯まりやすいとかいろんな店で使えるとか、アンロックが指紋でできるとかのUXの改善でしょう。

LINEのアプリを通じて金融商品を買いたい!と思っているユーザーは日本に一人もいないと思います。いたとしても、別のアプリから何一つストレスなく金融商品を買っていることでしょう。


単なるプロダクトアウトのゴミ機能がつくくらいであれば...現状のままのLINEであることを望みます。

『とは』に簡潔に答えませんか?

ウェブサイトによくある「~~~とは」ページ。「アバウトページ」等と呼んで制作したりします。

サイトに初めて訪れたユーザーに、サービスのアウトラインを伝えるというのが一般的な目的です。

初めて見ているサービスですから、ユーザーは「これって要するに何よ?」という問いをもっています。その疑問を、このページで、しかもファーストビューで解いてあげるのが望ましいですね。


具体例を、愛用しているクラウドバンクから。

crowdbank.jp

クラウドバンクは融資型クラウドファンディング・サービスです。

これですね。短文で明快です。わかりやすいです。

実際は「融資型」「クラウドファンディング」は業界用語なので理解できない人もいるかもしれませんが、ページ下で解説されます。

A is Bの形で、自分が設定した問に明確に答えていると思います。


いやいや当然じゃんという声が聞こえてきそうですが、ウェブの世界は実際にはそうではありません。

「{僕のサービス}とは」と自ら問いを提示しておきながら、その問いには回答しないページが多々あります。あろうことか自分のサービスの売り込みを始めてしまうことも。

エンドユーザーは結局なにかわからない限り買うはずがありません。そんな気持ちは無視して、気色悪いポエムが始まってしまうのです。

具体的なネタを見てみましょう。



『Nintendo Labo』の場合

話題の新作『Nintendo Labo』です。正直、「任天堂のゲームソフトか何かでしょ」という予備知識はあります。どういうゲームか見てみましょう。

www.nintendo.co.jp

『Nintendo Labo』って?
あそびの発明、Nintendo Labo。
「段ボール」で、ピアノやつりざお、バイクなどをつくって、
それを「Nintendo Switch」と合体させると
演奏したり、魚をつったり、レースしたり......
いろんな「あそび」になって、
自分でつくってあそぶから、しくみがわかって、夢中になっていると、
いつの間にか「新しいあそび」を思いついたりして。
こんな感じが「Nintendo Labo」です。

これはそこそこヤバい日本語です。こんな感じって。

「自分でつくって遊んでたら新しい遊びを思いつく」という心理現象・概念が「Nintendo Labo」ということでしょうか。

デジャビュとかゲシュタルト崩壊みたいな、現象の呼称なんですね。う〜ん...ん?



『T-Connect』の場合

Yahooトップに出ていたので引用。今回は『T-Connect』に対して予備知識はありません。

toyota.jp

T-Connectとは
クルマはどこまで人に寄り添えるか、どこまで幸福に貢献できるのか。
未来の愛車のあり方を考えるTOYOTAのこたえ。 それがT-Connectです。

これも、めちゃくちゃな日本語ですね...「ん?」という感じがしませんか?

まず「T-Connectとは」「TOYOTAのこたえです」、という文のようですが、ちょっとピンきません。「T-Connect」が何に対する「こたえ」なのかが読み取れないためです。

「クルマはどこまで人に寄り添えるか、どこまで幸福に貢献できるのか。」という文が読み取りの邪魔をします。これは何を意味している問いなんでしょう。

「T-Connectとは」が「クルマはどこまで人に寄り添えるか、どこまで幸福に貢献できるのか。」という問いに対する「こたえ」だとすると、「どこまで寄り添えますか?」「T-Connectです」という会話になってしまいます。

そもそも自分で「T-Connectとは」という問いを立てておいて、それに答える前に疑問文が出てくるというのは...?


さらに、下にはこう続きます。

曖昧なリクエストにもお応えするオペレーターサービスや、 遠隔で安全を守る"セキュリティ"。 クルマが、あなたとのドライブをもっと楽しく、快適に、安全にしていきます。 クルマから、愛をもっと。 人とクルマの新しい関係がはじまります。

そもそも何を議論しているかわからない中で、新しい関係が始まってしまいました。

結局T-Connectは何なんでしょう?「未来の愛車」のあり方は?そもそも人と「愛車」の関係は?結局なんなんでしょう...

さらに、「未来の愛車」の話をしていたはずが、急に「クルマ」という存在が現れました。「愛車」は手放して「クルマ」を手に入れようねということなんでしょうか?

謎のカタカナの「クルマ」ですが、この「クルマ」の正体はこのページでは明かされません。「クルマ」という車種なんでしょうか。


とにかく、一文目は「T-Connectとはあなたのドライブを便利にするIoTサービスです。」とかでいいんじゃないでしょうか。よくこの独り言みたいなポエムでOKが出たなという気がします。



『THEO』の場合

theo.blue

THEOとは?
時間や手間をかけることなく、
1つの国の1つの資産に偏った「円預金」から、
世界の様々な地域、様々な資産にバランスされた「分散投資」へのシフトを実現。
これまでは一部の人のみが享受していた
合理的な資産運用をみんなのものにする。

申し訳ないんですがは?という感じです。自分で立てた問いを自分で無視しています。

これをコスっても仕方ないんですが「『円預金』から『分散投資』へのシフトを実現」した主体は何なんでしょう。(これ、ホントに主語は何ですかね?お金のデザイン社ってこと?)

「これまでは一部の人のみが享受していた合理的な資産運用をみんなのものにする。」も、当然主語はわかりませんし、スローガンなのか確かなベネフィットなのかもわかりません。

(「一部の人のみが享受していた」もかなり情緒的で主観的ですし、使わないほうがいいんじゃないでしょうか...)

いやいや、そもそもTHEOとは?

THEOとは?

THEOとは?


ただこれ、厳密にはページの一番下に「THEO[テオ] は投資一任運用サービスです。」と答えがあるんですね。ようやく理解できました。確実にこの文がファーストビューにあったほうがいいでしょう。

「みんなTHEOに興味持ってるからこのページ見てくれるんだし、一番下まで読むっしょ!」ということなんでしょう。

(まったくの想像ですが)「手数料とかユーザーが不利な条件とかも、規約に書いといたら読むっしょ!」という態度なんですかね。う〜ん...


さいごに

サイト制作中にいろいろなページを参考に見ていて、気になったので記事化しました。

普段ウェブサービスを漁っている中で、「結局このサービスなんなの?」と感じるケースもありますが、それらはベンチャーや個人がやっているようなサービスの紹介サイトで感じるものです。

今回驚いたのは、記事化するにあたって有名企業を例にとることができたことです。

いろんな検閲を通った末にページアップするタイプの企業さんだと思うんですが、このようなおもしろライティングを見つけられるとはビックリです。

ポエムは書かなくて結構なので、伝わる日本語を書いてほしいですね...そう思いました。

kindleマンガに本気!

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マンガも勉強も、kindleアプリでやっています。


他のクソなアプリは、聞いたこともない作品や意味わからないUIのアプリを推しますが、さすがkindle

ほんとにブラウザだけでマンガを読ませてくれました。



落ち着いてブログを書く時間がほしい...今日はここまで!